未来の改札事情
みなさんこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
みなさんは電車の乗るとき、改札をどうやって通過しますか?
私はスマートフォンにモバイルスイカを入れiPhoneとAppleWatchを連動させているので、腕を改札にかざせば通過できる様になっています。
上記の利用方法はあまり駅でまだ見かけない印象がございますが、とても便利です。
一番多いのは交通系のICカードに金額をチャージしてピッとかざす方でしょうか?
これも残高が切れることも多々ありますが、便利ですよね。
そうなると切符を購入する方は最近めっきり見なくなりましたよね。
コロナや技術の進化もあると思われますが、ほとんど見ません。
実際、切符購入は電車利用者の5~10%にとどまるとのこと。
こういった時代の移行を感じる改札事情ですが、こんなニュースが。
JR東日本や西武鉄道など首都圏の鉄道8社が、磁気式の切符をQRコード式に置き換えると発表しました。
2026年度末以降から、順次実施されるそうです。切符を改札機に通す従来の方式から、券面を改札機の読み取り部にかざす形に変え、改札機の不具合や維持管理の負担を減らす事を狙っているとの事。
確かに切符を購入する方は見かけなくなりましたが、改札のフタを開け、カチャカチャ直している駅員さんはよく見かけます。
新タイプの切符には、乗車駅や日付、購入金額などに加え、これらの情報を登録したQRコードが表示され、切符でも非接触で改札を通過できるようにし、トラブルを減らす。現在の改札機では、切符が詰まった場合、人の手で対応する必要があるが、これが激減するという訳です。
また、金属成分を含む磁気式切符は、リサイクルの手間もかかっている為、環境にもやさしくなります。
ただし冒頭にもありましたが、参入がまだまだ少なく、改札機の整備にかかるコストはもちろん、乗換先の互換性も課題に挙がっているとの事。
実際、今回の発表に東急電鉄や東京地下鉄(東京メトロ)などは含まれおらず、東急は既に自社路線の定額乗り放題チケットなどでQRコードやクレジットカードによる乗車サービスを実施し、東京メトロはQRコードなどに対応した乗車の実証実験を継続しているとのこと。
問題は山積みですね。
しかも東海地区の電車は一切含まれていない為、私達の生活に導入されるはまだまだ先そう。
ただ、ICカードやAppleWatchの改札通過手段、導入されると分かる利便性。
大きな一歩を鉄道業界は踏み出そうとしている訳ですね。