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道頓堀より汚いセーヌ川?



みなさまこんにちは

ホームエージェントの水谷でございます。




昨日、普段お世話になっている業者様達とバンテリンドームに中日×ソフトバンク戦を観戦に行きました。




結果は5:1で中日の負け、、、という結果となりましたが、久々に生でスポーツ観戦が出来、ライブ感ある会場を体感でき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。


スポーツといえば、7月26日から「パリ五輪」が開催されますね。

世界最高峰の大会です。


昨年の世界大会でのバスケ男子の自力での出場権獲得をはじめ、続々と出場者が決まってきて、見どころがたくさんある今大会となるのですが、その開催地に関してこんなニュースが報道されました。


現在、パリ五輪において、トライアスロン、マラソンスイミングの開催が危ぶまれています。

理由は競技開催地となる「セーヌ川」。


セーヌ川は船の通行と水質汚染のため1923年から遊泳禁止になっています。

もし泳ぐと罰金15ユーロ(約2500円)となるそう。


トライアスロンの水泳スタート地点・アレクサンドル3世橋付近で採取した水の分析結果は、100mlあたり大腸菌3430、腸球菌508で、道頓堀川でも、昨年2月の大腸菌は100mlあたり540だったというから、その数、実に6倍以上。




 大腸菌も腸球菌も腸内細菌で病原体ではないが、それらが多ければ多いほど病原体が増えている可能性が高く、「中耳炎」、「皮膚炎」、「腸炎」などを引き起こすとのこと。ワールドトライアスロンの基準はそこまで厳しくはないが、最悪でも大腸菌1000、腸球菌400を超えてはならないとしているそう。


これは検査時の天候が良くなかった事で採取されたデータのため、一概に言い切れないが、昨年開催予定だったオープンウォータースイミングのワールドカップ、水トライアスロンの大会のスイムは中止された過去が。


19世紀末につくられたパリ市の下水道システムは汚水と雨水が同じ管に入る「合流式」で、通常、汚水は郊外の汚水処理場に流されて処理されるのですが、大雨になると街の通りから雨水が流入して満杯になるため、洪水にならないように、ポンプを使ってセーヌ川に放出されるそう。


現在はオリンピックプール20個分貯水施設が稼働し、大雨の時に下水を溜めてセーヌ川に流さない仕組みが出来てはいるが、100%カバー出来ている訳ではない。

この現状で晴れの日は水質はとても綺麗なのですが、選手の健康被害が侵されたら、本末転倒ですよね。


天候次第で延期もあるそうですが、数々の感動を毎回生む素晴らしい大会です。

安全に選手たちが全力を出せる環境下で行われてほしいものですよね。


大会開始まで約50日。


パリ市長さん、何とかして下さい!


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