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AIとザ・ビートルズ


みなさんこんにちは

ホームエージェントの水谷でございます。


先日、毎年恒例の2023年の紅白歌合戦の出場者の発表がありました。


社会的問題もあり、例年とはまた違ったジャンル、メンバー構成ではありましたが、今年一年で活躍が目覚ましい最新のアーティストが中心となり、華やかな番組になりそうですね。

個人的に印象的だったのは、大ヒットしたアニメの主題歌を歌ったアーティストと、韓流アイドルが多い点です。


思い返すと、スラムダンク、ワンピース、チェンソーマン、鬼滅の刃、推しの子等と今年話題になったアニメ作品は多かったですし、音楽番組に韓流アイドルが出ない事はない位活躍していました。


今年一年のエンターテインメントの中心だったんだなと改めて感じました。




そんな最新の娯楽が集結する年末のNHKですが、つい先日、一世を風靡したある世界的アーティストの新曲がリリースされました。




「ビートルズ」の「Now And Then」です。




ん?ボーカルのジョン・レノンをはじめ亡くなっているメンバーもいる中でどうやって・・・?




答えは「最新のAI技術」です。


もともと原曲が納められたデモテープがあるのですが、ボーカルの声がとても小さく、聞き取りづらく、かつ、伴奏のピアノの音が大きすぎて、一度リバイバルの企画が上がった際に、当時の技術では世に届けるクオリティには仕上げられないとして、一度お蔵入りしたそうです。


それから年月が経ち、当時不可能だったジョン・レノンの歌声の抽出をAI技術が可能にしました。

2021年に製作されたドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』のディレクターである、「ピーター・ジャクソン」氏が映画作成に際に使用したAI技術を応用し、抽出に成功したのです。
その抽出したデータをレコーディングした音楽と合わせて、新曲「Now And Then」が誕生しました。


驚いたのはその新曲を求める方たちの年齢層です。




当時ファンだった高齢の方から若者まで幅広い層から反響があり、しかも発売されたレコードも売れているというのです。


半世紀前以上前に解散したバンドが、最新技術で時代を超えて、現代に蘇る。

本当に素晴らしいことだと思います。


今年の年末のNHKは最新のエンターテインメントが集約されますが、いつか、映像でもこういった復活がリリースされる様な時代が来ると面白いですね!


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