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赤い火星の謎


みなさんこんにちは

ホームエージェントの水谷でございます。

みなさんは宇宙はお好きですか?



私は「聖闘士星矢」という漫画の影響から、昔から星座が好きで宇宙に興味を持っていました。



我々地球属する「太陽系」。



その中でタイミングや天候といった条件が重なると稀に観測する事が出来る「火星」。



イーロン・マスク氏がいつか移住をしなければならないと言ってる地球に近い惑星ですが、この「火星」が、なぜ赤い星かご存知でしょうか?



火星の表面は、酸化鉄の細かい塵の層で覆われている。しかし、何十億年もかけて風に運ばれて惑星全体に降り積もったこの赤さびの塵が、最初から乾燥した環境で生成されたのか、それとも当初は湿潤な環境で生成されたのかは不明でした。



このほど、火星探査機から送られてきたデータと実験室での研究により、火星の赤い色は水酸化鉄のフェリハイドライトに由来することが明らかになりました。



火星を覆う赤い塵の正体が赤さびであることはかねて知られていましたが、これまで赤さびの成分は鉄鉱石の主成分であるヘマタイト(赤鉄鉱)であり、乾燥した惑星環境で生成されたと考えられていました。



今回の発見により惑星科学者たちは、火星にかつて水が存在し、生命が育まれていた可能性の解明に一歩近づいたといえます。



火星に存在する赤さびの厳密な化学的性質に関する今回の発見は、火星の表層が何十億年も前から乾燥していたというこれまでの仮定を覆すものです。



フェリハイドライトは通常、水中で生成されます。つまり、火星の表層にまだ水が存在した間にのみフェリハイドライトが生成されたと考えられます。



これは、「火星が想定されていたより短期間で酸化したことを示しているという点で重要だ」と、論文の筆頭著者で米ブラウン大学博士研究員のアドマス・バランティナスは説明し、「さらに、フェリハイドライトは現在の火星の環境条件下でも安定している」と付け加えたそうです。



火星に存在する赤さびの厳密な化学的性質に関する今回の発見は、火星の表層が何十億年も前から乾燥していたというこれまでの仮定を覆すものでした。



ESAの探査車ロザリンド・フランクリンや、NASAとESAが共同で火星サンプルリターン計画が実施される予定で、火星の塵のサンプルを研究室に持ち込めれば、どれだけの量のフェリハイドライトが存在し、それが火星の歴史において何を意味するのかを正確に測定でき、火星の謎がさらに明かされることが期待できます。

マニアックな話になりましたが笑、隣の惑星でさえ、まだまだ全貌が解き明かされていな現実。

この全宇宙には1000兆個、10の22乗個存在するといわれています。(厳密には現代の技術で予測できる限界数。)

ロマンしか感じません笑

みなさまも晴れた夜に天体観測をしてみては如何でしょうか?

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