iPhoneの人気がない国
みなさまこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
今やほとんどの方の生活の必需品となっている「スマートフォン」。
各社から様々なモデルが発売されていますが、皆様はどの機種を使用されていますでしょうか?
私はiPhone12Proをかれこれ4年近く使用しています。
その前も、更にその前もiPhoneをずっと使用しています。周りの知人、友人達もiPhoneを使用している確率が圧倒的に高く、日本での「Apple社」の認知度、人気が伺えます。
世界的に見ても同じことが言えそうで、アップルはグローバル企業のブランド価値評価ランキング「Best Global Brands」で12年連続1位を獲得するなど、確固たる「ブランド力」で地位を築いてきています。
しかし、ある国ではそうでもなく、むしろよりニーズに合ったスマートフォンを発売しているメーカーの方がシェア率が高いそうです。
その国とは「中国」。
中国市場では今やiPhoneの値引きが常態化しているとのこと。
いったい何故でしょうか?
その理由とは、性能面で中国メーカーに負け始めているから。
例えばファーウェイ。
独自OS「HarmonyOS」で、この連携をより洗練された形でました。送信のための操作は特に必要がなく、スマホのアプリ画面をフリックして別デバイスのほうに投げると、そのデバイスにアプリ画面が現れます。
しかもスマホ、タブレット、PCなどでOSが同一でデバイス間のハードルがありません。
さらに、理由があります。バッテリー問題。
最上位モデルのiPhone 16 Pro Maxは4685mAhです。しかし、中国メーカーの最新旗艦モデルで5000mAhを切っている機種はなく、Xiaomi 15 Proでは6100mAhにも達している。他社もほぼ6000mAh前後の容量であり、iPhoneは2年程度の後れを取っていると言えます。
これはリチウムイオン電池に使用する素材と、その素材の加工技術が中国メーカー各社が一歩先を行っており、急速充電への対応も優れています。
0%から50%までの充電は15分を切るようなモデルも発売されています。
ただし、アップルの技術革新が遅れているというよりは、アップルとしては今のバッテリー容量で問題を感じていないということが考えられます。
現代社会は、カフェやコンビニ、空港などあらゆる場所で充電ができる環境が整い、モバイルバッテリーも簡単にレンタルすることができますのでmバッテリー容量をやみくもに大きくしていくことは意味のないことかもしれません。
AIに関しては、アップルは2025年4月にAI機能「Apple Intelligence」を中国にも投入しますが、中国メーカーの旗艦機種では、性能や使い勝手はともかく、すでにほぼすべての機種でAIがビルトインされています。
こういった要因から中国国内では国産メーカーに軍配が上がっています。
デザインやブランディングも含めてメーカーの魅力は決まってくるとは思いますが、日本はそういった意味で閉鎖的な市場かもしれませんね。
あるハイブランドも売り上げの大半が日本だと言いますし。
ライフスタイルに不可欠なものだからこそ、機能性に目を向けて、より快適なスマートフォンを選んでみるのもいいかもしれません。