宅建を受験した元プロ野球選手
みなさまこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
我々の業界の定番で、毎年10月と言えば、「宅地建物取引士」の国家試験があります。
よく資格取得ランキングでも上位になるほど、認知度も高い資格です。
この業界の仕事をするうえで必須な資格なのですが、分野の範囲が広く、当然専門的な用語も多くて、簡単な気持ちではおそらくなかなか合格する事は難しい難易度です。
私は働きながらの勉強になかなか身が入らず、何度も落ちて合格までの道のりが長かった恥ずかしいプロセスがあります笑
そんな「宅地建物取引士」の国家試験にある著名人が受験し、話題となりました。
元巨人、DeNAの宮国椋丞氏。
元プロ野球選手ですね。
2010年10月28日のプロ野球ドラフト会議にて読売ジャイアンツから2位指名を受け、入団。
なかなか成績が振るわず、ケガもあり、2021年に支配下選手登録としてDeNAを経て、2023年に227試合22勝22敗1セーブの成績を残し、現役を引退しました。
そんな宮國選手が、セカンドキャリアとして選んだ業界が、我々が生業としている「不動産業」。
不動産業に従事しながら宅建試験への挑戦をサポートするYouTubeチャンネル「こざりえの宅建合格講座」の配信動画にて、生徒役として動画に出演しながら勉強を続け、なんと、10月20日の宅建試験に1発合格!
1日約2~3時間机に向かって、試験直前は10時間以上の猛勉強で見事に突破したそうです。
「先輩方への恩返しを考えた時に、野球以外のことを学んで、いろんなサポートができればいいなと思った」と、不動産業への転身を決断したそう。
弱肉強食のプロ野球の世界で培った集中力、精神力も発揮されました。
「負けたくないという気持ちはありましたし、相当な覚悟を持って臨んだ。一発勝負じゃないですけど、この1回の試験に懸ける思いは強かったです」と合格率13%~18%とも言われる難関試験を1発で乗り越えました。
全くの畑違いの業界でありながら、恩を返すために覚悟をもって転身。
素晴らしいですね。
この業界で久しぶりに気持ちが明るくなるような話題が出て、とても気持ちがよかったです。
今後、具体的にどのような業務をされるのかは不明ですが、いつか案件をご一緒出来たらいいなと応援したくなりました。
改めて、宮国さん、宅建合格おめでとうございます!
まずは、初めて受験した過去の私に、喝を入れてやりたいものです笑