みなさまこんにちは

ホームエージェントの水谷でございます。

SNSをみていると、よく中国のオンラインショップ「Temu」と「SHEIN」の購入品紹介のリールがよく回ってきます。

特に女性の「SHEIN」の購入品でのコーディネートが頻繁に出てくるのですが、確かに破格にもかかわらず、素敵な着こなしが多く、驚くばかりです。

当初、あまり興味がなかった私ですが、そういった宣伝を日常的に見ると徐々に興味が出てきて、サイトを見る様にはなりましたが、まだ警戒心があり、利用した事はありません笑

しかしこの勢いはすさまじく、「SHEIN（シーイン）」がサービス開始から9年後の2021年に、「Temu」はわずか1年半で売上高200億ドルに到達しています。

破竹の勢いの2サービスですが、皆様もご存じのあの超大手ECが対抗すべく新たな一手を打ちました。

そう、「Amazon」です。

　Amazonは、新サービス「Amazon Haul」を米国で開始し、衣類、日用品、電化製品をすべて20ドル（約3110円）以下という「超低価格」で提供します。このサービスはAmazonのショッピングアプリとモバイルウェブサイトで利用できます。

Amazonは発表の中で、「iPhone 16」のケースを1.79ドル（約280円）、ジュエリーを2.99ドル（約460円）、ホリデー用のテーブルランナーも2.99ドルで販売すると宣伝した。25ドル（約3890円）以上の注文は送料無料で、迅速な「Amazonプライム」サービスとは異なり、到着までに1～2週間かかります。25ドル未満の場合、送料は3.99ドル（約620円）。購入額が3ドルを超える場合、配達日から15日以内であれば無料で返品できます。

TemuとSHEINはここ数年で人気が急上昇したが、ユーザーからは、商品の配送に時間がかかることや、特に電化製品や服飾製品の偽物があるなど、品質に問題があるとの報告がたびたび寄せられていますが、　Amazonは、Haulの商品についても「A-to-z Guarantee」（Amazonマーケットプレイス保証）を提供します。

Amazonのワールドワイド販売パートナーサービス担当バイスプレジデントであるDharmesh Mehta氏は発表の中で、「この体験はまだ始まったばかりであり、当社は引き続きお客様の声に耳を傾け、今後数週間から数カ月で改善と拡大を進めていく」と述べました。

「Temu」と「SHEIN」ではサービス水準が維持できなかったところをカバーし、消費者の意見を取り入れ圧倒的なスピードで改善していく訳ですね。

2社にとっては脅威になりそうですが、ライバル会社がしのぎを削ってアップデートすればするほど、消費者にとってはメリットが大きいので、しばらくは激闘を繰り広げて欲しいものです。