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セルフレジって実際どうなのか?



みなさまこんにちは

ホームエージェントの水谷でございます。


最近は買い物に行った際の決済方法の選択肢が増えていますが、コロナをきっかけに普及した「セルフレジ」について皆様はどう思いますか?


職場の近所のコンビニに昼食をよく買いに行くのですが、そこのコンビニは会計を並ぶ列は1列なのですが、店員さんが会計する「レジ1」とセルフレジの「レジ2」にYの字状に枝分かれします。


先日僕の後ろに並んでいた学生さんが「レジ1」で会計したい私を超え、「レジ2」で会計をした、というシチュエーションがあり、それにならって、私も後日「レジ2」に挑戦しました。


結果は私よりも一つ後ろの「レジ1」の方の方が会計が早く完了していたのです。

購入点数は恐らく同等です。


つまり操作になれていない「レジ2」は必要以上に会計に時間がかかってしまうのです。

はい、おじさんですね笑


、、、と思いきや、昨年末に実はこんなで出来事が。




英国のスーパーマーケットチェーンBoothsが、運営する28店舗のうち26店舗に有人レジを設置し、セルフレジをやめたというのです。


また、北米のディスカウントチェーンストアDollar Generalは2024年3月にセルフレジ縮小を発表し、現在はほとんどの店舗でセルフレジを撤去しています。


いったいなぜ?




あるスーパーは、2023年の11~12月にかけて店舗のレジ全体の60%をセルフレジ化しました。


セルフレジ化した20店舗における2024年1~6月の平均売り上げを、同チェーンの有人レジ店舗と比較したところ、有人レジ店舗の平均売り上げは前年対比でプラスになっていたのに対し、セルフレジ化した店舗の平均は前年対比を下回り、有人レジ店舗と比べて1.1%も差がついていました。


また、セルフレジ化した店舗群は客数が2%以上もダウンしており、明らかに一定の客離れが起きていました。加えて、期間中の買上点数も下がっていたのです。


買い物点数を減らすことが常態化してしまうと、コンビニなど他業種への流出につながってしまう可能性があり、スーパーに行く必要性が薄まってしまいます。


セルフレジは遅く・信頼性に問題があるなどと導入した企業から言われ続けてきた事実もあり、店舗売り上げに悪影響が出る。


それは撤廃されますよね。




北米で盛り上がったサービスや手法が数年遅れで日本に導入され、そして廃れ始めたら同じく数年遅れで日本も廃れるという現象も良く起きていますので、ひょっとすると数年後には日本からもセルフレジが消えているかもしれませんね。


個人的にはキャッシュレス決済で十分会計のスピードアップも出来ますし、利便性の高さを感じている身としては、無くなってもいいかなと思っています。


皆様はどう感じられましたでしょうか?


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