アンチエイジングにも適齢期
みなさまこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
皆さんは普段スキンケアをされていますか?
私は幼少期にアトピーを患っていた事もあり、昔から多少、男性にしては意識がある程ですが、毎日洗顔と保湿を行うくらいです。
近年は男性の美容意識も高まり、メイクや女性並みにスキンケアを普段から行っている方が若い方を中心に増えていますが、それとSNSの発達に伴い、美容に関する情報が世の中に溢れまくっていますよね。
私も普段から筋肉のトレーニングを行っていますが、フォームや効率の良い器具の使い方等をSNSで検索すると、情報が出るわ出るわで、何が正しいか判断できなくなることが多々あります笑
欲しい情報がすぐそこにある環境は、まさに現代技術の賜物ですが、情報過多による害も危惧しなければなりません。
そんなリスクヘッジに関してこんなニュースが。
スウェーデンの大手薬局チェーンが、「15歳未満にアンチエイジング製品を売らない」という年齢制限を設けたそうです。
理由は「ソーシャルメディアが潜在的に有害な美容ブームを推進していること」。
その薬局チェーンとは、スウェーデンで約390店舗を展開する大手「Apotek Hjärtat(ハート薬局)」。今後、15歳未満がアンチエイジング製品を購入するには「親の同意が必要になる」との方針を発表した。
スウェーデンでは10代の子供たちの間で「スキンケア・ブーム」が起きており、中高生だけでなく、小学生までもがこのブームに巻き込まれているという。
ある美容チェーンは「現在、顧客の20〜40%が13歳未満である」とのこと。
驚きですよね。
TikTokやYouTubeによって発信された、「「若々しい」肌を求めて、高価なアンチエイジング・スキンケアを推奨する情報」がこの流れを生み出しているのです。
英国では近年、10歳前後の子供が、クリスマスに欲しいものとして、「大人向けの高価なアンチエイジング・クリームや美容液」を挙げるそうです。
これらの動向は子供たちに何を与えるのでしょう?
同薬局チェーンの主任薬剤師は
「たとえば、シワやたるみを軽減し、肌の色合いをより均一にすることを目的とした高度なスキンケアの使用は、子供に必要なものではなく、むしろ、子供の敏感な肌に害を及ぼす可能性がある」と指摘しています。
また、「子供がアトピー性湿疹などの皮膚疾患を患っている場合、いくつかの高度なスキンケアは症状の悪化や再活性化に寄与する可能性があります」とも。
恐ろしいですよね。
本来、肌にとって良い物が、使用する年齢や健康状態にによって害をなす可能性があるというのです。
情報を発信する側のある程度の責任も感じますが、情報を我々も、鵜吞みにするのではなくて、情報を精査して自分の中で消化する必要性が感じました。
そんな中で、同社の最高経営責任者が、
「私たちは時代の先をいきたいし、多くの若者の間で広がっている不健康な行動や理想の押しつけに加担しないことについて、より大きな責任を負いたい」と取材に答えていたそう。
販売する側が上記の様な信念を持って対応をしたことは素晴らしい事だと思いました。
これらを意識し、私も早く筋トレフォーム迷子を脱しなければ笑