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トライアスロン選手を襲うセーヌ川



みなさまこんにちは

ホームエージェントの水谷でございます。




パリ五輪がついに開催されましたね。




柔道の阿部詩選手の予選敗退や審判の誤審の件など、序盤から日本にとって波乱に満ちた展開が続きましたが、本日の再開7日目時点で日本は


金メダル:8枚

銀メダル;3枚

銅メダル:4枚




と、総メダル獲得枚数15枚と、上位5国に食い込んでおり、残り10日で更なる獲得の期待が膨らみます。


個人的には昨年ワールドカップで躍進し、世界への可能性を見せてくれた、男子バスケットボールに注目しています。開催が間もなくなので楽しみですね!


そんな中、以前ブログでお話した話題で、懸念されていたある事態が起きました。




トライアスロンのスイムの会場であるセーヌ川。




以前から深刻な水質問題があり、オリンピック開催に向けて大規模な水質改善を行ってきました。

オリンピック開催前に無事水質基準をクリアできたとの事で、パリのイダルゴ市長が自ら川を泳ぐなど、安全性を強調してきました。


しかし、いざ競技が開催されると、男子で9位だったタイラー・ミスローチャック選手が「ゴールラインで嘔吐した」と訴え、関係者は「水の内容のせいか、疲労のせいかは不明だが、ミスローチャックはレース終了時には体調が悪そうに見えた」と指摘してたそう。


26、27両日の雨の影響で生活排水が川に流れ込み、公式練習もできない状態であったといいますが、その影響も大きいのでしょうか?


また、水流の勢いも強く、女子で10位だったテーラー・スパイビー選手が「流れがあまりに強かったため、レースは中止になってもおかしくなかった」といっていたそう。


自然を舞台にする競技なので、天候とのめぐり合わせもあるのでしょうが、やはり、たゆまぬ努力によって結果を出し続け、選考され、きっと人生を懸けて挑んだ選手しかいないであろう意思に、もう少し安全かつ安定して集中できるような環境は用意できなかったのでしょうか?


もやもやが残る事態となりましたが、前半戦が間もなく佳境を迎えるパリ五輪。


トラブルはこういった大規模な催し事には付き物ですが、それを乗り越えて戦う選手たちが生む更なるドラマを期待し、日本を全力で応援していきましょう!


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