ハイチュウとトヨタ
みなさまこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
ゴールデンウイークが終わり、五月病真っただ中の方も多いのではないでしょうか?笑
私は実家に帰ったり、会えていなかった友人たちと久々に再開したりと、遠出はせずにゆっくり過ごすことが出来ました。
そんな連休が明けてすぐ、トヨタ自動車が2024年3月期連結決算を発表しました。
本業のもうけを示す営業利益が前期比で約2倍の5兆3529億円となり、日本企業で初めて5兆円の大台に乗せました。
これまでの営業利益の最高額はトヨタ自身が達成した22年3月期の2兆9956億円で、大幅に更新しました。
とんでもない数字ですよね。
復権したハイブリッド車の販売が海外で好調だったことに円安が拍車を掛けたことが大きい要因となったそうです。
やはり海外に市場がある企業は単純に販売の絶対数が多いのもありますし、円安といった状況下でプラスに働き、利益を大きく伸ばします。
そんな海外進出した日本の「あるお菓子」もトヨタ同様好調なようです。
森永製菓の「ハイチュウ」。
皆さんご存じですよね。私も幼少期に好きなお菓子としてよく食べていました。
誕生して49年が経つそうですが、2000年に台湾で販売を開始、その8年後に米国に上陸しました。メジャーリーガーが食べていると話題になり、アメリカでも庶民のお菓子として市民権を得ており、売れているそうです。
2022年度の売り上げは146億円で前年比138.9%。好調に推移しているそう。
そんなハイチュウですが、今年の2月にブランドロゴをカタカナの「ハイチュウ」から英語表記の「HI-CHEW」に変更しました。
ニュースで話題になった為、ご存じの方も多いと思いますが、海外市場を意識しての決断だそうです。
その結果として、日本での小売店の販売データを見ると、前年同期と比べて「2ケタ増」という結果に。外国人観光客に手に取ってもらったこともあるが、「Z世代の売り上げが伸びた」との事でした。
『ハイチュウ=子どものお菓子』といったイメージを持っている人が多い中、英語にしたことで、Z世代で『カッコいいね』『久しぶりに買って、食べてみようか』と感じる人が増えているようで、今まで取りこぼしていた年齢層の購入者が増え、売り上げが伸びました。
海外市場を意識し取り組んだことが国内で新たな動きを見せる。
現代的でとても面白いですよね。
SNSが完全に主導権を握った現代。国内外の垣根はどんどん低くなっています。
これからの時代はこういった新しい動きを殻を破って発信したものが成功をつかんでいくのかもしれませんね。
目指せお菓子界のトヨタ!笑