クリストファー・ノーランが描く原子爆弾
みなさんこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
2023年が間もなく終わろうとしていますが、この時期になると年末恒例なものがたくさん始まりますよね。
クリスマスが大きなイベントかと思いますが、それ以外にもレコード大賞、紅白歌合戦、M-1グランプリなど、様々なエンタメがてんこ盛りですね。
その中で、終わりを迎えるものがります。
「どうする家康」
そう。大河ドラマです。
松本潤さん演じる徳川家康が、織田信長と出会い、今川義元のもとで人質として過ごしていた時から天下を統一するまでの壮大な物語ですが、私は歴史が好きなので、第一話から全て視聴させて頂いています。
この「どうする家康」が、あと二話で完結します。
最終話を観たいという気持ちと、本多忠勝をはじめとする徳川家臣たちの躍進をまだまだ見ていたいという気持ちが交錯する切なさがございますが、間もなく終劇を迎えます。
つい先日まで「関ヶ原の戦い」が描かれていましたが、あの戦はとんでもない規模の大名の探り合い、権力争いが全国で巻き起こっており、誰が誰をいつ裏切ってもおかしくない状況下での天下を分ける大戦だったのです。
そんな大戦を見事勝ち抜いた家康でしたが、これ以降江戸幕府が誕生し、約260年、徳川政権が続いていきます。約140年間、様々な戦が巻き起こった戦国時代に終止符が打たれたわけです。
こんな世の中を大きく変える出来事を、作者の解釈や描かれた視点の差があれど、映像作品として触れた私でしたが、やはり歴史は現代に繋がるルーツです。それを知ることは非常にロマンを感じます。
そんな中、こんなニュースが。
今から約80年前、日本にある悲劇が起こります。
第二次世界大戦中、敵国だったアメリカから2発の原爆が落とされました。
これにより壊滅的なダメージを受けた日本は降伏し、終戦を迎えるわけですが、
この原爆を発明したロバート・オッペンハイマー博士の生涯を描いたクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が2024年に日本で公開されることが決定しました。
今年の7月から世界ではすでに公開されており、興行収入は約1425億円、伝記映画作品としては歴代№1を獲得しているそうです。
当初、配給会社のビターズ・エンドは今作のテーマが日本にとって非常にデリケートな内容である為、公開をするかどうか非常に悩んだとの事でしたが、議論の末、「本作が日本にとって非常に重要かつ特別な意味を持つものであること、クリストファー・ノーラン監督の伝統的な作劇手法を超越した唯一無二の映像体験はスクリーンでの鑑賞が相応しい」との事で、公開が決まったそうです。
この公開の賛否は私には判断しかねますが、現代日本が出来るきっかになったこの大きな出来事が、どのようなルーツで起きたのか、非常に気になります。
また、「インセプション」、「ダークナイト」、「インターステラー」等の革新的な映画作品を生み出したクリストファー・ノーラン監督が、日本にとって重要な意味を持つこのテーマを、どのように描くのか、私は鑑賞してみたいと思いました。
皆様はどのように感じましたでしょうか?
まずは松本潤さんの家康が天下を治める様子を見て年末を迎えるとします笑