お財布の必要のない世界
みなさんこんにちは
ホームエージェントの水谷でございます。
みなさんお盆休みは如何お過ごしでしたでしょうか?
あいにくの台風で予定が崩れてしまった方も多かったのではないでしょうか?
弊社は昨日までお休みを頂いておりましたが、私は家族でお墓参りに行ったり、友人と気になっていた映画を観に行ったりと、まったり過ごすし、リフレッシュ出来ました。
久々に会った姪っ子達は相変わらず可愛く、とても癒されました。
はい、叔父バカです笑
そんな連休中、映画を観に行った際に驚いた事があります。
当日、電車で移動→映画鑑賞→食事→電車で帰宅、という流れだったのですが、一度も財布を開けることなく完結したのです。
最近、電子決済化は進んではいましたが、すべての会計をスマートフォンのみで終えられた事に驚き、ここ数年での技術も浸透スピードに改めて感心をしました。
そんな中、こんなニュースを見ました。
現、東京都副都知事の宮下学氏が理事長を務める、一般財団法人「GovTech東京」が9月から事業をスタートします。
ん?何その組織?
と思う方が多いと思いますが、簡単に言うと、「公共の場のDX化を進める為の法人」。
つまり、様々な公共サービスに電子決済やアプリなどを導入して、より便利な世の中にしていく為の人々が集まっている組織という事です。
理事長の宮下副都知事はなんと、元ヤフーの社長。約6年勤められたそうで、当然そういったノウハウや経験等は持っている方。理事長に選任されたのも納得です。
この法人の費用は基本的に東京都が負担するそうですが、一つ疑問が。
なぜ「デジタルサービス局」があるのに、都庁の外に設けたのか?
答えは「融通が利かないから。」です。
当然、上記の取り組みを進めていく際には、その道に精通した人材が必要です。
例えば、エンジニア。
昨今、認知度も上がり、デジタル化が進む今の世の中になくてなはならい職業です。
こういった方たちが都庁の組織のルールで雇用されると、非常に雇用市場と合わないそうです。
例えば、
・市場と関連性のない給与
・年一回の評価
・外国人は雇用できない
・副業はNG等
民間企業なら当たり前にありそうな事が都庁内では通用しないのです。
このルールを変えようと思うと相当な労力と時間が必要で、ならいっその事、外に出した方が早いという事で発足されました。
その甲斐もあって、現在、優秀な人材が集まりつつあるそうです。
今後は、民間の企業と連携してプロジェクトを進めたり、新たなシステム導入を請け負う企業から情報を集めたりと、積極的に活動していくそうです。
今でさえ、便利になったなと感じる世の中ですが、こういった方たちの取り組みで、更に便利な世の中になっていくと思うとワクワクしますね。
世の中の流れに乗り遅れないよう常にアンテナを張っておきます笑